CiViCS叢書『公職選挙法の廃止―さあはじめよう市民の選挙運動』 | |
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著 市民政調 選挙制度検討プロジェクトチーム |
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自由な市民の選挙運動を実現するために
日本では、選挙運動に“関わる人”と“関わらない人”、選挙に“関心のある人”と“無い人”との溝は広く深く、“関わらない人”や“関心の無い人”の数が圧倒的に多いのではないかと思われる。その溝を狭く浅くするには、市民が参加しやすい選挙制度にすることがひとつの手段であると確信し、その意識を多くの人と共有することが必要だ。
目次
はじめに
第1部 「規制だらけの選挙」から「市民が参加しやすい選挙」へ
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第1章 提案・代表者選考に関する新しい法律――公職選挙法の廃止
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世界に例のない規制だらけの選挙法
「事前運動の禁止」の撤廃
「市民が参加しやすい選挙」へ はじめに
公職選挙法による選挙運動等の規制の現状
諸外国の状況とわが国の経緯
「選挙運動」等の規制の問題点
おわりに[コラム]公職選挙法におけるインターネットに関する議論
第2章 公職選挙法による選挙運動規制の現状と問題点
第2部 「規制だらけの選挙」から「市民が参加しやすい選挙」へ
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1 公選はがきに規制がいっぱい!
2 貼り替えの手間もお金もかかる4種類のポスター
3 街頭に立って、名前を見せちゃだめなの!?
4 確認団体って何? -
5 選挙の期間中こそ、しっかり聞きたい…演説会
6 あなただけ≠ノ話しかけてます
7 家に行っちゃだめなの!?
8 当選後、「お礼」を言ったら、選挙違反! -
9 選挙事務所は1ヶ所だけ?休憩所もだめ?
10 食べるの大好きおばさん公選法でへとへと?
11 何より大事な「七つ道具」
12 署ごとに異なる?選挙カーのチェック -
13 本人の妻!?
14 20歳未満、選挙運動お断り! だけど政治活動はOK!?
15 報酬と実費弁償と……ややこしい
16 ボランティア倍増で経費も倍増? -
17 公費負担経費ってどんなもの?ほんとうに必要なの?
18 カンパをするのも受けるのもひと苦労!
19 お金がないと立候補できない!?
20 選挙費用は9日間だけ?[コラム]連座制
第1章 選挙広報にまつわる不思議
第2章 演説・対話にまつわる不思議
第3章 事務所・道具にまつわる不思議
第4章 選挙応援・事務にまつわる不思議
第5章 選挙資金にまつわる不思議
おわりに 市民が自由に気持ちよく参加する選挙は可能だ
著者
市民政調 選挙制度検討プロジェクトチーム
現行の選挙制度が、自由な選挙運動が規制されており、候補者や政党と市民の隔たりは解消される気配がないことから、だれでもが自由に参加しやすい“選挙”のしくみをつくることをめざす市民・研究者で結成。
片木淳
1947年大阪府生まれ。1971年東京大学法学部卒業。高知県、北海道、大阪府の総務部長、自治省選挙部長、総務省消防庁次長等。2003年4月から早稲田大学公共経営研究科教授。著書に、『地方行政キーワード』、『地方主権の国ドイツ』など。
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