CIVICS市民立法3『市民自治体―社会発展の可能性』 | |
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著 須田春海(市民運動全国センター世話人) 定価 840円(本体800円+税)A5変型判 88ページ ISBN 4-902651-03-3 C3030 2005年10月10日発行 |
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「最初の政府」のシビル・ガバナンスを語る
市民がつくる「団体」として市民社会のルールを尊重し市民の課題解決を支援する自治体、略して「市民自治体」。国に依存する地方公共団体と市民に依拠する市民自治体が分水嶺に立つ。これからの社会変革にあたって、この区分けが大切であり、市民社会の命運を決めかねない大問題だ。
目次
はじめに 日本はどこに向かうのか?
第1章 急速に「陳腐化」する既成「地方公共団体」
- 国・官の混迷状態
- 市民ニーズとの乖離
- 自治社会基盤の衰弱
第2章 市民自治体の構想
- 顔を見せはじめた市民社会
- はじまっている「市民自治体」づくり
- 市民自治体のポイント
第3章 市民自治体への転換プロセス
- 市民ポートフォリオが最適社会を準備する
- 自治体が「民主主義更新の場」になる
- コミュニティ・ワークの実践
まとめの章 リーディング役・市民シンクタンク
著者
須田春海(市民運動全国センター世話人)
1942年生まれ
都立大学中退、東京都政調査会勤務を経て、市民運動全国センター世話人
(1980年〜現在)。
環境省・全国温暖化防止活動推進センター長、法政大学大学院客員教授、太陽光発電所ネットワーク代表などを歴任。
現在、市民立法機構(http://www.citizens-i.org/)共同事務局長/
環境自治体会議(http://www.colgei.org/)事務局長/
東京自治研究センター(http://www.jca.apc.org/tokyojic/)副理事長/
日本インターネット新聞“JANJAN”(http://www.janjan.jp/)編集委員など兼務。
編著
- 『政策提案型市民運動のすすめ』(社会新報ブックレット)
- 『環境自治体の創造』(学陽書房)
- 『市民立法入門』(ぎょうせい)など。
書評より
・日本インターネット新聞“JANJAN” 『市民自治体 社会発展の可能性』読後の感想 http://www.janjan.jp/book_review/0510/0510280455/1.php
推薦のことば
改革、改革と騒がしいが、行き着く先が「小さな政府」では夢がない。本書が教えてくれるように、社会の仕組みをつくる主体が国から市民 代わってこそ歴史が変わる。「小さな政府」より「市民がつくる政府」である。
松本克夫(日本経済新聞社 論説委員)
やっぱり須田さんだな!と思わず唸ってしまいました。あらためて自治体政府と自治の意味を考えさせられる、待望の一冊です。
辻山幸宣(地方自治総合研究所 主任研究員)
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