=絶版=CIVICS市民政治1 『「市民の政府」論―「都市の時代」の自治体学』 | |
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著 田村明(法政大学名誉教授/都市プランナー) 定価 840円(本体800円+税)A5変型判 88ページ ISBN 4-902651-08-4 C3030 2006年8月24日発行 |
ガバナンス時代のガバメント「市民の政府」とは何か
都市社会の矛盾は、機能性を追い求めるほど拡大していく。地域の利害関係を調整し、総合的な政策を展開するために、基礎自治体を「市民の政府」とすることが必要だ。運動論としての「市民の政府」の手法に迫る。
目次
はじめに
- なぜいま「市民の政府」論か
第1章 現代文明と都市政策
- 変質する都市像―未来をどう選択するか
- 都市問題の発生と現代都市の課題
- 都市の抱える矛盾とその解決方法
第2章 中央集権国家体制の効用と限界
- 中央集権制の効用
- 中央集権制の限界
第3章 自治体改革と地方分権
- 動き出した自治体改革
- 立ち上がる市民運動
- 「地方の時代」から地方分権一括法へ
第4章 「市民の政府」の機能と役割
- なぜ「市民の政府」が必要か
- 「市民の政府」の担う役割
- 「市民の政府」の方法
第5章 「市民の政府」の条件と限界
- 「市民の政府」とは何か
- 「市民の政府」の限界と補強
おわりに
- 「官治」から「民治」へ
著者
田村 明(法政大学名誉教授/都市政策プランナー)
1926年生まれ。東京大学工学部建築学科、同法学部法律学科、同学部政治コース卒業。
運輸省、日本生命、環境開発センター、横浜市企画調整局長、技監、法政大学法学部教授を経て、現在、法政大学名誉教授、財団法人横浜市政調査会理事長、都市政策プランナー。
著書
- 『都市を計画する』『都市の個性とはなにか』『自治体学入門』(岩波書店)
- 『まちづくりの発想』『まちづくりの実践』『まちづくりと景観』(以上、岩波新書)
- 『都市ヨコハマをつくる』(中公新書)
- 『環境計画論』(鹿島出版会)など。
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